使い始めて8年ほど経った本棚が倒壊しかけていて、そろそろ整理の時期かなと。処分する本、ケースに収納してしまう本など分けていかなければなりません。
全部で6段あるんですが、
- 一段目:文庫小説
- 二段目:IT、経済、大学で使った教科書の捨てられないやつ
- 三段目:新書、エッセイ、芸能系
- 四段目:歴史、政治、文化
- 五段目:辞典
- 六段目:地図帳、美術系、自動車系
になってます。こうやってみると本屋の案内図みたいですね。笑
二段目の『大学で使った教科書の捨てられないやつ』はマンキュー経済学の上下と有斐閣の証券論です。
唯一歴史、政治、文化関連の本が二列になってます。最近面白かったのは『教養としてのローマ史の読み方』です。これはまた今度。
本棚に置きたい本は買って間違いなし
『明治大正史』(中村隆英氏)の背表紙はめちゃくちゃオシャレです。高級感があって読書の意欲が掻き立てられますね。これは図書館で二回くらい借りてから上下巻揃えました。
話し口調で書かれていて、時代の流れや雰囲気を全体的に掴むのにはピッタリです。
大学在学中によくレポートの参考文献を自分の本棚から引っ張ってきていましたし、今でも頻繁に読み返すので、購入してよかったなと思います。
それから、好きな著者であれば本棚に置きたくないわけないですし、著者のためにも新品で購入します。
逆にいえば本棚に置きたくない本は絶対に買いません。
前時代的な価値観を賛美していたり政治思想の濃い本はそもそも読みませんし、もし興味があったとしても図書館や立ち読みで済ませます。売りにいくのも恥ずかしいので。
あと高すぎて買えない本は図書館に行くしかないです。先祖調べで必要な県資料は膨大な量になりますし、出版数が少ない本は値段も高く、そもそも一般人向けに販売していないケースもあります。
同じ小説を何度も読むか、一度っきりか
同じ物語を繰り返し読む人にも色々タイプがあると思うんですけど、昔見ていた作品をいま手に取ってみると新しい解釈や再発見があるんですよね。
同じアニメを繰り返し見る人の気持ちは今まで理解できませんでした。
小さい頃に見ていた仮面ライダーがたまたまYoutubeで再放送していて、一周見たんですが、神話的な要素があって、とても幼稚園児には理解できないような内容でとても驚きました。
何度も何度も読まなくても、一度読んでから数年後に経験を踏まえて再読してみると新しい楽しみ方が発見できますし、当時の記憶がなんとなく蘇って懐かしい気持ちになるでしょう。
図書館で借りるのがあまり好きではない理由
大学時代は図書館にすごくお世話になりました。
大学の図書館は資料集めがメインで、本屋さんで普通に買えるような本は試し読み程度でした。歴史小説なんかは文体も様々で中には読みにくい作品もありそうなので、試し読み必須です。
指を舐めてページをめくる人、喫煙所に本を持ち込む人がいるのを見て少し萎えました。
本を読みながら吸うのは最高ですよ?手挽き豆のドリップコーヒーを片手に。でも借り物だと火はもちろん飲み物の扱いにもかなり気を遣うのでやりません。
まとめ
僕なりの基準は3点で以下の通りです。
- 本棚に置きたいかどうか?
- 著者が好きかどうか?
- 何度も楽しむことができるか?
どうでしょうか?
「本棚に置きたくないし、著者が好きなわけでもない、一回読んだらもういいや。」
そんな本はそもそも読まない。
というわけで僕は購入派です。