昨年末に購入した『歴史手帳2020』吉川弘文館、色々面白かったのでレビューしてみようと思います。

全体的にシックですが、中身はところどころ和が散りばめられています。
持ち歩けるミニ歴史事典
歴代天皇や年号、徳川将軍や老中、摂政・関白といった情報が網羅されています。
勉強中や電波の届きにくい図書館の地下室などでスマホを使わなくても年号の変換もできますし、異体字や変体仮名も載っていてとても便利です。
巻末は図入りの歴史図鑑になってます。
神社の様式や仏像の部位名称、梵字、中国の年号や朝鮮のこと…etc
このポケットサイズの一冊で暇つぶしをかねて教養を深めることもできてしまうのです。
普通の手帳として使った感想
手帳部分はマンスリーとレフト式がそれぞれ来年(2021)の3月分まで用意されおり、予定に関しては余裕を持って使える。
まぁこれは普通ですよね。
月ごとの見出しがついていないタイプなので現在の月をスピン(紐のしおり)に挟んでおくようにしています。
不満点ではないですが、去年使っていたフツー手帳と比べると
- 月曜はじまり
- メモ用の空白のページがP10ほどしかない
- アドレス帳や路線図がない
といった特徴があります。手帳を書くのが好きな人にとっては少し物足りないかもしれません。
こんな人にオススメしたい
- 日本の歴史が好きな人
- 寺社巡りが好きな人
- お城が好きな人
- 少し変わった手帳を使いたい人
個人的なオススメ度:★★★★☆
残りの☆1は普通の手帳としての物足りなさです。
ここまで基本的な情報がしっかり載っている本はそんなにたくさんあるわけではなく、歴史巡り好きとしてはかなり重宝しています。