地域に多い苗字には理由がある。先祖調べをする上で見逃したくないこと。

どうも、あま酒です!

特定の都道府県、特定の地域に多い苗字の由来について知りたくありませんか?

僕の苗字は全国で80位から90位くらいに入る準メジャーな苗字ですが、茨城県に集中して多く見られる傾向があるようで、実際に調べてみても他の地域に比べて多いのです。

藩士系譜の載った県史料を見せてもらう予定でしたが、緊急事態宣言の影響で延期になってしまっているので後日追記するかもしれません。

同姓の藩士がいないか調べてみる

武士には、戦国以前からの由緒正しい武士、戦国時代に成り上がった武士、主君を失い牢人(浪人)となった武士、江戸時代になってから士分を与えられた武士など様々なルーツがあるのです。

この見出しでは三番目の主君を失い牢人となった武士にフォーカスしています。

主君が戦に敗れると、職を失った武士は牢人(浪人)となり、他の主君に仕える、落ち延びて商業や農業に携わることがあるのです。

多くの藩では武家の由緒書きの提出を命じられることがあり、幕府の寛政重修諸家譜、薩摩藩の薩陽武鑑、水戸藩の水府系纂、仙台藩の伊達世臣家譜などがあります。

武士は武士と、農民は農民と同身分で姻戚関係を結ぶのが一般的ですが、一族が落ち延びて、一部は主君に仕え、一部は村役人となることでルーツを同一としていることもあります。

そこで調べたい苗字と同姓の藩士の系譜を参考にする価値があると考えられます。

どんな苗字にも必ず始まりがある

武士だった。農民だった。という言い伝えや記録の大半は戦国時代、江戸時代以降のお話です。そもそも江戸時代の農民の苗字も「公式に名乗ることはできない」だけで先祖伝来の苗字を有し、明治に入って正式に名乗ることが許されたというのが通説です。

珍姓はもちろん、ありきたりな苗字であっても必ずはじまりはあります。

岩手県には千葉さんが多く見られますが、ルーツは下総國発祥の千葉氏と言われています。源頼朝が奥州藤原氏を攻めた際に千葉氏がお供して、奥州の土地を与えられました。これで岩手県の千葉さんの全員が千葉氏にルーツがある!と断定することは難しいですが、だいぶ絞ることができましたね。千葉氏の通り字は『胤』です。もし名前に入っていたら、一族の血を受け継いでいるかもしれません。

ちなみに僕の苗字は千葉ではありません。笑

細かな情報を見逃さない、史料は定期的に見直してみる

出身地ひとつにしても、江戸時代にどうあったかが大事です。とある地域に住んでいても明治以降に移住した可能性も含めて考えること、特定の地域にどういった人々が住んでいたかを調べてみることをオススメします。

先ほどの千葉氏の『胤』のように通り字の傾向によってある程度ルーツを絞ることも可能です。

あま酒
はじめまして、あま酒です! 大学在学中に日本史、世界史や文化に目覚め、寺社や城郭巡りもしています。並行して先祖調べもやってます。 当ブログは日本史をサブテーマとした雑記ブログです